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事業番号8
特定非営利活動法人静岡市障害者協会
『 障害のある人の再犯防止プログラム・支援セミナー事業 』 |
申請事業の目的・必要性 |
静岡県内においても、地域定着支援センターの活動や静岡地方検察庁に社会復帰室が設置されること等により、いわゆる触法障がい者に対する出口支援(矯正施設からの社会復帰支援)・入口支援(不起訴・執行猶予等時点での支援)の事例が増加しています。その中でも、性的な加害に関する逸脱行動は、対応が難しいとされ、支援の糸口が見出しにくいのが現状です。触法障がい者の「生き直しの支援」には、本人が罪に真摯に向き合うことはもとより、地域の資源を互いに関係づけ、支援者が本人の持つ「生きづらさ」を受け止めながら、本人が受容される環境を構築することが重要であると考えます。
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申請事業の内容 |
当協会では、平成28年度において、知的障害のある人が性加害を起こさないために、あるいは性犯罪の再犯を繰り返さない為に、地域の支援者たちがネットワーク型で本人を支援していくプログラムである「SOTSEC−ID」の研修を行い、今後の実践につなげようとネットワーク作りをはじめました。 東京多摩地区等の先進事例では、臨床心理士や大学の専門家の協力のもとに、認知行動療法等の手法を駆使し、障害者本人の障害受容や被害感情の理解と反省が確実に進んでいます。 こうした先行事例を参考にして、当協会としては、平成30年度において、加害者の「生き直し・家族・職場等での人間関係の調整」を支援する専門的なセッションの開催(年6回)と支援者の質の向上と視野を広げる研修会・シンポジウム(各1回)を実施します。
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事業実施後の効果 |
上記のセッションは、地域の専門職チームによる継続的支援体制に加え、認知矯正プログラムから構成されるものです。こうした実践を通じ、県内地域でもインストラクターの養成につなげ、地域において、触法障がい者を継続的に支援するシステムや再犯リスクを低減させ、社会の安全につながる支援の在り方を提言していきます。
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総事業費 |
350,000円
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積算基礎 |
講師謝金(セッション) 2時間×2名×6回 |
168,000円 |
講師謝金(研修会) 3時間×3名 |
63,000円 |
シンポジスト謝金 2時間×4名 |
56,000円 |
会場借料 8時間×2回 |
24,000円 |
通信費 |
15,000円 |
消耗品費 |
24,000円 |
計 |
350,000円 |
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団体情報 |
団 体 名 |
: 特定非営利活動法人静岡市障害者協会 |
代表者(職氏名) |
: 会長 牧野善浴 |
住 所 |
: 〒420-0854 静岡県静岡市葵区城内町1番1号 静岡市中央福祉センター |
TEL |
: 054-254-6880 |
FAX |
: 054-254-6880 |
HPアドレス |
: http://www4.tokai.or.jp/shizu-shokyo/ |
<設立目的>
当法人は、障害者団体、障害者関連団体、障害者支援団体(以下「障害者団体等」という。)、障害者及び一般市民に対して、障害者の生活支援に関する事業、障害者団体等の活動支援に関する事業及び障害者福祉に関する啓発事業等を行い、もって障害者福祉の向上に寄与することを目的とする。(当法人の定款より) |
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<主な活動> |
- 防災委員会・防災事業
- 移動支援・バリアフリー委員会
- 障害者プランの勉強会(研修部門)
- 障害者相談支援推進業務(静岡市委託:基幹相談支援センター及び虐待防止センターを含む)
- 生活保護精神障害者退院支援業務(静岡市委託事業)
- 障害者の再犯防止・社会復帰にかかわる関係機関との連携
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