令和4年度赤い羽根共同募金は、長引くコロナ禍や相次ぐ災害の影響下での運動となりましたが、「このような時だからこそ、苦しんでいる方々を支援しよう」という、多くの県民の皆さまからの「たすけあい」「思いやり」「やさしさ」の気持ちに支えられ、県内で約4億9615万円余(令和5年2月24日現在)のご寄付を賜りました。ご協力誠にありがとうございました。
この寄付金をもとに、県内の高齢者、障害者、子ども、生活困窮者や課題を抱えている方などを支援する身近な福祉活動のために、公正な審査のもと、4億3539万円の助成を決定しました。
令和5年3月29日には、助成決定を受けた事業実施施設・団体に対して交付説明会を開催し、適正な事務手続きにより貴重な浄財を大切に活用いただくよう依頼いたしました。
4月1日から県内各地域で各施設・団体による赤い羽根共同募金を活用した福祉活動が行われます。今後とも、皆様からの赤い羽根共同募金へのご協力をよろしくお願い致します。
〈助成金決定通知書 代表受領〉
右から
静岡県児童養護施設協議会事務局 鈴木啓一様
(福)静岡いのちの電話 事務局 青野剛明様
(福)富士会 富士保育園 園長 金岡秀宣様
(福)静岡県共同募金会 常務理事 影島秀明
※各事業の詳細は「令和4年度助成一覧」をご覧ください。
〈赤い羽根共同募金の使いみち〉
・住民相互の支え合い活動や福祉施設の機器整備等
・障害者の自立や就労の支援
・子育てに伴う孤立防止や、こども食堂への支援
・生活困窮者の福祉課題を解決するための事業
・難病患者への外出支援
・虐待DV問題や自殺予防の相談電話支援
・生活困窮者や社会的養護を必要とするこどもへの支援
・災害発生時に立ち上げる災害ボランティアセンターの設置・運営支援 など