『平成23年度共同募金助成金交付式を開催いたしました。』
このたび、平成23年度に皆様からお寄せいただいた募金の助成先が決定し、平成24年4月から、県内各地域で赤い羽根によるたくさんの事業が始まります。
3月23日には、「平成23年度共同募金助成金交付式」を開催し、助成を受ける施設・団体の皆さまにお集まりいただきました。
平成23年度助成先一覧はこちらをご覧ください。
はじめに、静岡県共同募金会 会長 櫻井透より、
「私も県内数ヶ所の福祉団体や施設を訪ね、関係者の話をお聞きして、募金が福祉活動を支える資金として大きな役割を果たしていることを認識しました。また、職員の方々が地域福祉の向上に鋭意取り組まれていることをその都度実感し、改めて敬意を表するところです。また、今年度も例年同規模の助成ができるのは、ひとえに募金ボランティア等の皆様方のお陰です。関係各位に改めて感謝申しあげます。」と挨拶を申しあげました。
次に、日本放送協会静岡放送局 局長 正木清貴氏より、
「今年はNHK歳末たすけあいにおよそ1500万円の寄付金を頂戴し、一部は、昨年末、入院患児のクリスマス会や東日本大震災で県内に避難してこられた家族へのサポート団体等へ助成いたしました。私も、病気や障害がある人たちの生活支援センターや若い人の自立援助ホームなどを訪問し、献身的に取り組んでいる方々の姿をつぶさに拝見し、感銘を受けました。助成金を有意義にお使いいただくことが、志をお寄せいただいた方々のお気持ちに沿うものと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。」とご挨拶いただきました。
続いて、助成先を代表して、浜松カウンセリングセンター 代表理事 壽山和子様より、
「私たちは、学習障がいと思われる子どもたちの個性に応じた対応と環境を整える支援をしています。このたび共同募金の助成をいただけることになり、特別支援教育を地域で担う一助として、大きく一歩を踏み出すことができました。募金してくださった県民の皆様の温かいご支援に深く感謝するとともに、この尊い援助にご尽力くださっておられます募金ボランティアをはじめ、関係の皆様に心より厚くお礼を申し上げます。」と、感謝の言葉をいただきました。
また、静岡県児童養護施設協議会 副会長 松田正幸様より、昨年度の助成を受けて実施された事業について、報告していただきました。
報告の詳細は、「ありがとうメッセージ」をご覧ください。
最後に、DVD「東日本大震災における赤い羽根共同募金の被災地支援」を上映し、赤い羽根共同募金が災害時にも役立てられていることを紹介させていただきました。
お年寄りや障害を持った方、小さな子ども達が、地域の中で安心して暮らせるように、皆様からお寄せいただいた寄付金は、身近な福祉に役立てさせていただきます。
ご協力ありがとうございました。