静岡県共同募金会

『ふれあい交流事業を通して子どもの健やかな成長を願う』

　静岡県里親連合会では、赤い羽根共同募金の助成により、里親里子・児童養護施設の子ども・関係機関との交流会を毎年夏季に実施していましたが、新型コロナ蔓延防止のため、夏季の実施を断念、今回は、開催日を11月〜3月に期間を延ばし、万全なコロナ対策を練り実施することができました。皆が久しぶりに交流できた喜びで一杯でした。
　賀茂地区では、下田海中水族館に児童養護施設の児童を招待し「選択の自由」をテーマに危険のない範囲で可能な体験が出来るように見守りました。東部地区では、御殿場の自然の中で宿泊をし「自然体験プログラム」「食育体験」「里親サロン」を開催、里親里子、児童相談所の職員も参加し、仲間と協力する喜びを体験しました。中部地区では、廃校の小学校「カタショーワンラボ」で、本来学校では体験できない活動を楽しみました。新たに里親登録されたご家庭や委託になった子どもさんも参加し、里親会という環境を共有する仲間づくりになりました。西部地区では、熱気球を体験しました。通常よりも多くの里親里子が参加し、普段体験できないことに大喜びでした。
　このような状況の中でも、ご寄付をしていただいた皆様には心より感謝申し上げ、子ども達の成長を預かる里親会として、成長していく子ども達にお皆様のお気持ちを伝えてまいります。