静岡県共同募金会

赤い羽根共同募金の配分を受け『夏休みろう子どもクラブ』を開催し、県内各地域からろう学校や地域の幼稚園・小学校に通うろう児たちが参加しました。

　このクラブは、子どもたちが夏休みに入ると手話で話す友達と会う機会がなくなってしまうことや、長い夏休みに友だちと離れて遊び相手がいなくなってしまうことから、同じろうの子どもが集い、ろうの大人や手話通訳者、学生ボランティアなどと触れ合うことを目的として企画されました。
　午前中、小学生は夏休みの宿題やドリルなどの学習、幼児はおやつ作りや工作、午前は全員で調理やプール、自由遊びを行いました。

　みんなで助け合ったり、ケンカしながらもお好み焼づくりや蒸しケーキづくり、アートギャラリーでの昆虫写真展見学、おやつの買い物などを楽しみました。

　参加した子どもたちからは、「お好み焼きがもんじゃ焼きになっていまったけど、食べてみたらおいしかった！」「プールは深くてお兄さん、お姉さんにしがみついて泳いだ」「とても楽しかったから、また、来年もクラブに来たい」などの感想が寄せられました。

　「夏休みろう子どもクラブに参加して」
夏休みろう子どもクラブは、とても楽しかったです。なぜかというと、プールでおよいだり、しゃしんてんをみたり、むしけーきをつくったりかきこおりをつくったりしてたのしかったです。ケンカするときもありました。べんきょうもたのしかったです。来年もこどもくらぶへいきたいです。（小1　男子）