『難病患者お花見交流会 -閉じこもり気味な季節に病と向き合う勇気−』


全国パーキンソン病友の会静岡県支部が、共同募金の助成を受けた難病患者お花見交流会に参加するようになって6年になります。
桜の季節は気候の変動が激しく、パーキンソン病患者は体調維持に苦労する時期で、どうしても家に閉じこもりやすくなってしまいます。
そのため、当初は参加する患者さんが少なかったのですが、日頃の苦労を忘れるくらい楽しく過ごす一日に、参加者は年々増えています。
それは、このお花見が単に花見で終わらず、様々なボランティアが趣向を凝らして楽しませたり、励ましてくれたり、また他の難病患者さんと交流しながら、不安や悩みを共有したり、互いにアドバイスしたり、そんな周囲との関わりが私たちに勇気を与え、気持ちを外へ向けてくれるからなのだと思います。
今では友の会の春の行事として定着したお花見交流会は、これからもぜひ継続して欲しいと願っています。
そして、赤い羽根共同募金を通じた皆さまの善意に感謝し、病気と向き合いながら前向きに過ごしていきたいと思います。
市区町村 |
静岡市 |
団体名 |
NPO法人静岡難病ケア市民ネットワーク |
URL |
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